エンジニアの息抜き

登山、旅行、読書、ランニングを趣味で楽しんでいます。

西藤原駅〜藤原岳〜天狗岩〜頭陀ヶ原〜御池岳〜鈴北岳〜鞍掛峠〜大君ケ畑縦走

2024年5月3日に実行しました。四日市プラトンホテルにて前日買出しした食材で朝食を済ませ、5:38発の電車で近鉄富田駅へ、更に三岐鉄道にて西藤原駅に移動しました(6:57)。

藤原岳は2回目なので、時間はかかりますが、聖宝寺道を行きます。駅を出ると登る前から独特の山容が圧力をかけてきます。
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聖宝寺では魚の養殖を行い、釣り堀を提供しているようです。
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しばらく行くと、水場があります。掬って飲んでみましたが、誠に美味しいものです。
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急登ではありますが、歩きやすい路を高度を上げて行きます。1合毎に標識があります。
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8合目で大貝戸道と合流します。殆どの登山客は大貝戸道を選択します。合流後は景色が良くなり、植物も多彩になります。
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所々眺望が利きます。
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山頂が見えて来ました。山頂手前の開放感は快適そのものです。
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山頂に到着しました(9:07)。銚子岳、静ヶ岳、雨乞岳方面が良く見えます。小休止としました。
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山小屋を経て開けた稜線を天狗岩に向かいます。
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多少の起伏はありますが、広い稜線を快適に進みます。
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天狗岩標識をもう少し奥に行ったところ(転落注意)が撮影スポットになります(9:49)。
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こちらも眺望は負けていません。同様に銚子岳、静ヶ岳、雨乞岳方面が良く見えます。
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御池岳方面に向かいます。広い路の割合が高く、快適な稜線歩きです。
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頭陀ケ原(10:11)からはこれから行く御池岳、鈴北岳方面が見えます。
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白瀬峠(10:23)を過ぎ、しばらく進むとコグルミ谷からの路と合流します。ここが御池岳の6合目(10:51)になります。
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ここからは急登が続きます。同様に1合毎に標識があります。
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途中リスに遭遇しましたが、残念ながら撮影に失敗しました。
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その後は高度を稼ぐことに集中し、体力を消耗しつつ山頂に到着しました(11:38)。
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これだけ眺望が利いても、鈴鹿山系では不満に感じるくらい、このルートの稜線は全般に開放的です。ここでランチをとっている方もおられますが非常にもったいないです。付近にボタンブチという絶好のスポットがあるのだから。胸を弾ませながらボタンブチ(11:51)に向かいます。
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いきなり開放感溢れる広場に出ます。
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後は標識目指して歩くのみです。周囲は絶景が広がります。
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迷わずここでランチにしました。土倉岳、雨乞岳方面が良く見えます。
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北岳方面に向かいます。こちらも開放感溢れる稜線歩きが続きます。
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所々池があります。
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北岳に到着しました(12:38)。
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ここで帰りのあいのりタクシーの予約を入れます。乗りたいタクシーが始発駅を出発する1時間以上前の予約が必須です。また、予約は携帯圏内が要件なので、ここは適した場所と言えます。ここからは伊吹山や霊仙山、大君ケ畑北側の山々、琵琶湖が良く見えます。

鞍掛峠に向かいます。最初は景色の良い稜線歩きですが、すぐに怒涛の下りが続きます。
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鞍掛峠(13:18)には標識と祠があります。
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ここから大君ケ畑への路も怒涛の下りが続きます。
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車道に合流し、しばらくすると大君ケ畑の集落が見えて来ました(14:23)。
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タクシーが来るまで30分以上あるので、着替え等、しばし時間を潰します。このタクシーはこのエリアでは貴重な足と言えます。

タクシーで多賀大社に寄りました。いのちの親神様であることから、古くから延命長寿・縁結び・厄除けの神様として信仰を集め、豊臣秀吉のご信仰もあつかったようです。
三本杉、お多賀杓字、寿命石、太閤橋など多数の見所があり、大人気です。
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付近は多数の商店が軒を連ねています。
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更に喫茶店あさひやに寄りました。多賀大社門前の通りに位置し、歴史情緒溢れる古民家でカフェを営まれています。
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門前には多数の商店が軒を連ねていますが、周りとは一線を画す瀟洒な雰囲気のお店です。
カウンターと座敷席がありますが、座敷席からは丁寧に管理されたお庭が楽しめます。
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もち粉ケーキとアイス珈琲をいただきました。

もち粉ケーキは初めての味で、甘さ控えめでお気に入りです。
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登山帰りで不恰好な身なりでしたが、座敷席に上がらせてもらい、いろいろ地域や身の回りのお話を訊かせてもらいました。
お店を出る際にお店の名物であるおいなりさんをサービスしてもらい、大変感謝しております。美味しくいただきました。
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休み明けには現実の世界に戻されましたが、楽しい旅の1ページになりました。

その後、多賀大社前駅まで歩いて行き、近江鉄道にて彦根まで移動してJRで帰宅しました。
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全体で20kmを超えるロングトレイルになりますが、開放感溢れるコースであり、それほど苦に感じません。ただし、スタートもゴールも公共交通機関の便数の制約があるため、早朝開始が原則です。

その意味で四日市の宿泊は大正解でした。