2024年5月2日に実行しました。南木曽駅(8:00)へは始発の新幹線、特急しなのを利用します。
今年からハイシーズンの新幹線(のぞみ)は全席指定になるため、コスト高になります。尾越へはバス(8:40発)を利用しますが、待ち時間があるため、先に駅付近にある桃介橋を訪れました。
大同電力の社長藤沢桃介により大正時代に下流の読書発電所の建設用資材運搬路として建設された橋で、建設後、現南木曽町に寄付されたものを平成時代に周辺の公園の整備に合わせてリニューアルしたものです。木造吊橋としては日本でも有数の長さのようです。どこから情報を仕入れたのか、一定数の外国人が見学されていました。せっかく外国人にも注目されているのに英語の説明が無いのは非常に残念でした。
さて、バスで尾越に向かいます。このバスは妻籠宿・馬籠宿の観光に利用するもので、妻籠宿では自分以外の乗客全員が下車しました。過去に旅籠への宿泊含めて体験していますので、今回は素通りしました。
尾越に到着しました(8:57)。バス停のそばは殺風景と思いきや藤の花が咲いていました。しばし眺めて登山開始です。
車道を蘭キャンプ場方面に進みます。一応平日ということもあり、キャンプ場は閑散としていました(9:24)。
更に奥に進みます。突堤を越えてようやく登山道に入りました(10:01)。
間もなく登山道と下山道の分岐に差し掛かります。
コース全般、勾配が厳しく、梯子や鎖が多いため、登山道と下山道を区分することは非常に重要と思いました
金時ノ洞窟に到着しました(10:07)。
耳をすますと水の滴りを聴くことができます。この辺りから路はアスレチックコースのようになります。
景色を楽しみつつ、コースも楽しむ感じですね。
更に急勾配を進みます。喉の滝(10:14)
、金明水(10:19)
、高野梅林(10:27)
と進みます。
階段の路では素晴らしい眺望が楽しめます(10:37)。
更に登って行き、かぶと岩に到着しました(11:01)。
残念ながらガスが発生し、眺望がありません。更に登って行くと急に広場が現れました。南木曽岳山頂です(11:10)。
あっけにとられた感覚です。付近の展望台に行きましたが、やはりガスで視界がありません。
避難小屋方面に行きます。ここにも展望台があります。中央アルプスはもちろんのこと、御嶽山、北アルプスも臨めます。やや雲が多いですが、何とか威容を魅せてくれました。
ここでランチにしました(11:23)。
下山は怒涛の下りです。技術、それを補う体力見合いで速度を調整して下ります。展望台はありませんが、所々良い眺望があります。
悪戦苦闘を80分程度継続し、登山口まで降りました(12:58)。
集落を経て南木曽駅方面に向かいます。ビールを購入するため、駅付近のスーパーに立ち寄りました(13:10)。
付近に本日登った南木曽岳の展望台と天白公園(ツツジ園)があるので、そちらに立ち寄り、花を愛でながらビールを楽しみました。桃介橋には午後も海外からの観光客が何人も見学されていました。
全長11km少々、負荷はそれ程でもありません。翌日は鈴鹿山系を登頂しますが、家(神戸)に帰ることは費用、時間両面で非効率であるため、四日市に泊まりました。鈍行でのんびりと移動しました。
近鉄四日市界隈は飲食店街ですね。三重県の中心と言っても良い殷賑ぶりでした。