エンジニアの息抜き

登山、旅行、読書、ランニングを趣味で楽しんでいます。

上高地~白沢出合~徳本峠~徳本峠小屋~ジャンクションピーク~霞沢岳~徳本峠~白沢出合~上高地縦走その2

2015年8月8日に実行しました。徳本峠小屋でお世話になったお礼を伝え、前日立ち寄った展望台に立ち寄ります。天気を含め、なかなか良い感じです。モルゲンロートに輝く高山植物、周辺の山容と清々しい気持ちになります (4:39) 。

朝焼けの山並み

登りの登山道

展望台からは階段状の路でコメツガ林に入り、尾根沿いを進みます。前日通った上高地からの路と合流すると、ジグザグの急登が始まります。

日が昇ってきました

所々樹林越しに穂高連峰の山々が望めます。傾斜が小さくなり、平坦地を進むと鬱蒼としたシラビソやコメツガなどの針葉樹に覆われたジャンクションピークに出ます。展望は東側のみです。

左手に崩壊地を見ながら南側に下り、途中から西向きに尾根を下ります。右手に池塘が観られます。

ここからアップダウンが続き、緩やかな尾根道を進みます。斜面を下り、樹林帯を抜けるとお花畑に出ます。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロなどが観られます。緩やかな登りでダケカンバの林に入り、尾根の右斜面を進んで行きます。

今では登山路の写真を撮りますが、当時は山頂その他、特徴的なところしか写真を撮っておりません。ちょっと後悔しています。

足元が不安定な場所もありますが、やがて森林限界を超え、笹の斜面を登りきるとK1ピークです。六百山、奥には穂高連峰など素晴らしい眺望です。まずは焼岳から。

焼岳

K1からハイマツと岩の稜線を進みます。起伏が激しくなりますが、K2を越え、穂高連峰を望みながらの快適な稜線歩きです。

上高地の山荘群、穂高連峰、笠ヶ岳

前穂高岳~奥穂高岳~西穂高岳

かなり奥には八ヶ岳が見えます

右側が中央アルプス、左側が南アルプス

登りは続く

霞沢岳山頂と中央アルプスと南アルプス

双六岳と梓川

奥穂高岳と西穂高岳、奥には笠ヶ岳

ハイマツ帯と焼岳

霞沢岳はもうすぐ

南アルプスと八ヶ岳

ハイマツ帯を登る

景色を楽しみながら歩いていると、あっという間に霞沢岳に到着しました (6:15)。

霞沢岳山頂標識

眺望は更に良くなり、上高地西穂高岳奥穂高岳焼岳乗鞍岳など360°の大展望です。ここで山小屋で購入した弁当を食べました。

西穂高岳~奥穂高岳~前穂高岳、奥には常念山脈

焼岳、奥には白山

乗鞍岳、奥には御嶽

中央アルプスと南アルプスと八ヶ岳

来た道と奥穂高岳~西穂高岳

焼岳

乗鞍岳と御嶽

もう一度中央アルプスと南アルプス

もう一度西穂高岳~奥穂高岳

笠ヶ岳へ続く峰々

帰りはそのまま往路を辿ります。起伏の激しい稜線は景色は快適ですが、安全上の注意は怠らないように歩きたい。

ハクサンフウロ

K1付近で団体登山客の1人から「〇〇さんに出会ったら▽時▽分時点で無事K1まで到着した、山頂観て戻るからと伝えるように」と依頼がありました。〇〇さんの服装その他の特徴も説明されました。当時の電波事情が分かるような気がします。その後、途中の路で「〇〇さんですか」と問いかけ、無事連絡ができました。今回に限らず、それ以前の登山では時々そのような伝言を受けることがありました。昔あるあるの話です。今は電波範囲が広いのでそのようなことがなくなりました。

徳本峠からの下りでは外国人のパーティーがいました。当時は珍しく感じましたが、今では普通にありますね。

さて無事往路を戻り、上高地まで戻ってきました (10:00) 。前日は雲が多めでしたが、その日は天気に恵まれ、素晴らしい景色でした。売店でビールを購入し、大正池まで往復しました。

西穂高岳と涸沢と梓川

焼岳と梓川

梓川と山荘群

河童橋と西穂高岳と奥穂高岳のアップ

涸沢カールが美しい

屏風の耳と梓川

梓川を振り返る

快適な遊歩道

久しぶりの登山、上高地の喧騒と景色を楽しみ、そのままバスと松本電鉄松本に戻りました。松本市内を物色し、久しぶりに信州そばが食べたくなり、弁天に入りました。特別な人気店ではありません(今はないかも)が、信州の思い出の1ページを飾ってくれました。

信州そば

駅で土産を購入し、翌日から家族でシンガポール旅行に行きました。久しぶりの盆休み、1日も非番を作らず、バタバタで予定を組み込みましたが、今となっては非常に懐かしい想い出です。
北アルプスまで来てのピストンはやや魅力が減じますが、眺望、歴史ある小屋含め、人も比較的少なく、大変魅力溢れるコースです。ある程度体力がある方には大いにお勧めです。

登りを島々谷から入り、下りを上高地にするとピストン区間が減るのでもっと楽しめると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

上高地~白沢出合~徳本峠~徳本峠小屋~ジャンクションピーク~霞沢岳~徳本峠~白沢出合~上高地縦走その1

2015年8月7日~8日に実行しました。この登山は自分にとって特別な登山でした。その年の7月中旬まで約4年半、中国に赴任しており、その間殆ど帰国もままならず、登山はできておりません。まさにわが祖国に戻った最初の盆休みということで、家族との予定がありつつも確保した日程にて存分に登山を楽しみました。

上高地までは神戸方面からは始発のJR、新幹線で名古屋に行き、名古屋からは特急しなの松本に行き、松本電鉄上高地線新島々に行き、新島々からアルピコ交通のバスにて上高地に行きます。上高地には11時以降の到着になります。新島々上高地のバスは当時は予約不要でしたが、今では予約がベターのようです。

路線バス | 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社

天候により登山の可否、移動スピードが大きく左右される登山を行うにあたり、山小屋、バスと予約必須となる場所が多くなっているのは非常に残念です。

上高地ですが、過去に槍ヶ岳南岳北穂高岳奥穂高岳西穂高岳蝶ヶ岳焼岳など各種縦走で何度もお世話になっていますが、何度訪れても飽きません。清冽な梓川の流れ、明神池の水面に写る山々、整備された登山道などなど大のお気に入りです。

登山届、昼食等を済ませ、上高地インフォメーションセンター前の広場から奥に進み、カラマツ林の広い道を進み、河童橋に向かいます。河童橋からは奥穂高岳が正面に見え、右手に前穂高岳への吊尾根、左手に西穂高岳に向かう稜線が見えます (12:25) 。槍・穂高方面に向かう分岐となる横尾までは整備された広い道が続いています。

河童橋と奥穂高岳周辺

河童橋から奥穂高岳

横尾までは3㎞程度ごとに山小屋があり、休憩にも利用できます。上高地ビジターセンターの前を通り、小梨平キャンプ場に入ります。周辺はシナノキ、サワグルミ、トウヒ、イチイの木が観られる豊かな森で、森林浴にうってつけです (12:35) 。

上高地の呼吸を感じる|小梨平キャンプ場

清冽な水の流れ

猿も迎えてくれます

そのまま進んで行くと突然視界が開け、下白沢の白い砂礫が広がる広場が現れます。明神岳を見上げ、池の畔を通って明神館に到着します。

山荘・旅館・登山基地 | 上高地明神館 | 松本市

初めて訪れた際は参拝や食事も楽しみました。奥には穂高神社奥宮があります。

穂髙神社奥宮 – 上高地公式ウェブサイト

間もなく白沢出合に到着し、徳本峠への分岐が現れます。分岐を右折するとこれまでの喧騒が嘘のように静かな路に変わります (13:20) 。

静かな山行が始まります

1㎞ほど進むと林道が終わり、本格的な登山道になります。徐々に斜度が増し、沢音を聞きながら登っていきます。途中水場もありますが、枯れている時期もあるので麓での給水を推奨します。しばらく歩き、後ろを振り返ると明神岳が現れます (13:59) 。

明神岳

水場を過ぎると笹の生い茂った斜面を九十九折りに登るようになります。左手のなだらかな道を進み、斜面を横切り、徳本峠に向かいます。

間もなく徳本峠

徳本峠からは穂高連峰の岩峰が樹林の上に望まれます。今夜は徳本峠小屋に泊まります。2005年9月に新島々から岩魚留小屋跡(現在再生プロジェクトあり

岩魚留小屋-岩魚留小屋再生プロジェクト-

)を経て登り、泊まったことがあります。岩魚留小屋周辺はベニヒカゲという珍しい蝶の貴重な棲息地になっています。高山植物に囲まれた水場付近に群れを見つけました。そのときは大滝山を経て蝶ヶ岳に行き、長塀山を経て上高地に下山しました。当時からは改修された過ごしやすい小屋になっています (14:22) 。なお、今回は5年ぶりの登山でしたが、ホテルのジムで運動を継続した成果もあり、まずまずのペースになりました。ホッとしました。

徳本峠小屋

徳本峠小屋公式ホームページ - 徳本峠小屋ホームページ

この小屋は大正時代から続く非常に歴史のある小屋です。以前は宿泊者が非常に少ない穴場的な小屋であったようですが、西暦2000年前後から人気が急騰しているようです。2005年に利用した際は廊下で寝られる方もいました。テント場もほぼ隣接しているので、夕食後穂高連峰の山並みをみんなで眺め、それぞれの山への思いを共有しつつ、翌日に備えました。

徳本峠小屋アップ

徳本峠テント場

徳本峠から明神岳1

徳本峠から明神岳2

徳本峠の看板と小屋

夕暮れの明神岳

高山植物も自生しています

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

杠葉尾~登山口~東峰~銚子ヶ口~大峠の頭~銚子~イブネ北端~イブネ~杉峠~甲津畑縦走

2026年5月2日に実行しました。神戸方面から杠葉尾へは始発の阪急大阪梅田駅まで行き、JR近江八幡駅に行き、近江鉄道八日市駅に行き、近江バス永源寺まで行き、最後にちょこっとバス杠葉尾まで行きます。始発時間帯は新快速が無いため、杠葉尾まで4時間要しました。大変な長旅です。

途中近江鉄道がこの3月から決済が電子化されていました。前回訪問時は紙の切符を駅員さんが切っていました。良いことだと思います。

永源寺では昨秋訪問時は門前の店が8時過ぎで開いていましたが、今回は全て閉まっていました。恐らく前回は紅葉シーズンであったことが大きいと思います。ちょこっとバスまで20分少々時間があるので、永源寺の入口まで散策しました。非常に良い天気で登山の楽しみが増幅していきます。

永源寺標識

永源寺せせらぎ

永源寺参道

十六羅漢

永源寺入口

永源寺入口アップ

永源寺川

さてちょこっとバスが来た (8:39) ので乗車し、杠葉尾まで行きます。運転手は途中奥永源寺渓流の里で荷物を降ろしました。このちょこっとバス、地元の物資の輸送も兼ねているようです。学生時代にカナダの旅で利用したグレイハウンドバスも同様でした。

なお奥永源寺渓流の里は地元の食材が多数販売されており、食堂もあるのでバイカーやドライバーに大人気です。

道の駅 奥永源寺渓流の里 ~鈴鹿の自然に抱かれた政所茶と木地師のふるさと奥永源寺~

さて杠葉尾に到着しました (09:09) 。集落内の狭い道を縫うようにして進んで行きました。バス停のすぐそばに春日神社がありました。

春日神社

さて、ここから登山開始です。コース概要は以下です。

登山口までは車道や田圃のあぜ道を進んで行きます。登山口には既に車が数台停められていました。

登山口付近、国道421号

登山口

獣除けの扉を開けて正式に登山開始です。登山口から銚子ヶ口までは標準で2時間30分、急登あり、ロープあり、源流ありとかなりバラエティに富んだコースですが、最後の源流付近のルーティング以外は標識がしっかりしており、迷うことはありません。源流の水は問題なく飲料可と思います。典型的な写真を幾つか紹介します。

最初の急登後の平坦路(良く整備されています)

苔むした路(快適)

イワザクラ

急登

9/15ポスト、1時間で6割進みました

ロープ場所

源流が見え始める

源流(水流大)

主流(この辺りからルーティングに要注意)

12/15ポスト、80分で到着

稜線が近づく

稜線はもうすぐ

ようやく稜線に到着しました (10:38) 。東峰に上がるまでもなく素晴らしい眺望です。

稜線到着

稜線から釈迦が岳

稜線から藤原岳方面

稜線から藤原岳方面2

東峰に登りました (10:42) 。

東峰標識

東峰から釈迦が岳

東峰から釈迦が岳2

東峰から藤原岳方面

程なく銚子ヶ口に到着しました (10:45)。

銚子ヶ口標識

ここからやや分かりにくい路を進んで行きます。ナビに注意して進むべき方向を選択して進んで行きます。途中ミツバツツジがきれいに咲いていました。

ミツバツツジ

しばらく進むと中峰です (10:51) 。何人かのパーティーがランチを楽しんでおられました。

銚子ヶ口中峰標識

ここでよく路に迷う方がおられるようです。ナビに注意して西峰目指して進んで行きます。くれぐれも永源寺渓流の里方面に戻らないように!イブネ方面が見えてきました (10:54) 。

イブネ方面の稜線

西峰に到着しました (11:01)。

西峰標識

西峰も素晴らしい眺望です。

西峰から鈴鹿連山

西峰から御在所岳

西峰からイブネ方面、雨乞岳、東雨乞岳

西峰から琵琶湖

西峰から四日市方面

途中水舟の池への分岐がありましたが、縦走を優先しました (11;05) 。往復40分程度要するようです。

水舟の池分岐

ここから大峠の頭にいきます。窪んだところが大峠になりますが、ピンクテープに騙され、右に降りていかないよう、注意です。

水舟の頭から大峠を見下ろす

大峠から琵琶湖方面

大峠の頭へは急登を繰り返します (11:20)。

大峠の頭への登り

大峠の頭へは初老の男性が単独行で登頂されていました (11:23) 。労いの言葉をかけ、別れましたが、70代で登山口から片道4時間程度の場所に行かれるのは大したものでもありますが、心配な面もあります。元気そうでしたが。

大峠の頭標識

さて、来た道を少し戻ってからイブネを目指します。そのまま行く踏み跡がありますが、コースアウトしますので要注意です。ここからはガレ場と急登が続きます。

イブネと雨乞岳、東雨乞岳

ガレ場、手前にはロープあり

急峻なガレ場

シャクナゲ、今年は開花が遅い

急登、この辺りが一番厳しいかもしれません。

急登の先のピークは深谷山です (11:48)。

深谷山山頂標識

急登は続く

しつこいほどの急登

うんざりするほどの急登

うんざりする程急登が続きましたが、これら急登を登りきると稜線の景色が現れました (12:03) 。

稜線からの景色

稜線から琵琶湖方面

稜線からの景色2

しばし歩くと銚子イブネ北端が見えてきました (12:05) 。

稜線からイブネ北端

遂に到着、この辺りからぽろぽろと単独行の方に遭うようになります。それぞれがこの開放感溢れる雄大な景色に満足され、自分の空間の景色を借景として楽しんでおられました。食事を開始するまでこのエリアの散策を楽しみました。しばし景色をお楽しみ下さい。

銚子方面

銚子

銚子からイブネ北端

イブネ北端への登り

イブネ北端への登り2

イブネ北端への登り3

イブネ北端への登り4

イブネ北端への登り5

イブネ北端標識

イブネ北端では女性2名のパーティーがランチを楽しんでおられました (12:23) 。素晴らしい景色のもと、会話が弾みます。

イブネ北端から銚子方面

イブネへの登り、背後に雨乞岳

御在所岳

イブネの保護地

イブネ山頂標識に到着しました (12:27) 。ここでランチにします。このエリアの苔は柵を設けて保護されています。山の景色を楽しみながら珈琲も楽しみます。

イブネ山頂標識

とにかくホトトギスの鳴き声が喧しかったですが、リズムが美しかったです。苔の絨毯も美しいですが、アセビが繁茂し、鈴鹿連山の景色が素晴らしいスポットです。もう少し広いとパーティーでも楽しめるスポットになります。

アセビ

御在所岳

雨乞岳、東雨乞岳

しばし休憩して出発します (12:48) 。更に進んで行き、景色を楽しみます。

雨乞岳、東雨乞岳

イブネからの下り

イブネから下っていき、再度登ったところが杉峠の頭です (13:04) 。

杉峠の頭

杉峠の頭から雨乞岳、東雨乞岳

杉峠の頭から御在所岳

降りて行ったところが杉峠です (13:11) 。今回のルートでは下りましたが、コクイ谷から登っていくと、結構な負荷になる場所です。

杉峠

これから甲津畑に下山します。15時25分のバスには間に合いそうです。このコース、かなりバラエティーに富んだコースで、史跡や渡渉もあります。

最初はゆったりと降りていきますが、次第に谷が現れ、岩場を進んで行きます。

緩やかな下り

谷傍の岩場

源流が見え始める

しばらく進むと武田信玄が植えたとされる「かいしんの杉」が現れます。

かいしんの杉(逆光)

かいしんの杉 (下から)

その後も谷に沿って歩いていきますが、旧蹟は目白押しです。

一反ぼうそう跡

谷沿いを下る

鉱山跡

古木並木

渡渉が始まります、ただし序の口

佐野育造の碑

旧蹟が幾つか現れましたが、代表的なのは蓮如上人の旧蹟です (13:48) 。

蓮如一夜泊りの竃

蓮如上人旧跡

蓮如上人旧蹟(全景)

ここからの下り、橋の荒廃で迂回や渡渉を繰り返していきます。最初が最大の難所でどの岩を用いるか、その岩は滑らないか、固定は十分か、確認しながら進んで行きました。

橋の荒廃1、ここが最大の難所

水流が激しく、深く、渡渉に気を遣います

苔むした登山路

しばらく歩くと大峠分岐に到着しました (13:59) 。綿向山から御在所岳縦走時、清水の頭手前に立ち寄った場所、真夏で喉の渇きがピークでしんどい思いをした場所への分岐です。今回はそのまま甲津畑に下山します。

大峠分岐

更に旧蹟は続きます。

古屋敷跡

ここも迂回です。

避難小屋

水流が大きくなりました

桜地蔵尊

善住坊のかくれ岩

ようやく登山口に到着しました (14:40) 。

登山口

ここからは車道を進みます。

千種街道分岐

千種街道分岐がありますが、路の整備が悪く、遠回りでも車道をお勧めします。路の終わりにようやく旧所、その他見どころが現れました。

甲津畑関所跡

甲津畑関所跡

甲津畑集落へ

甲津畑集落へ

見事な黒松

間もなくバス停に到着に到着しました (15:07) 。バスの時間は15:25です。服を着替えてバスを待ちます。

甲津畑バス停

八日市へ通じるバス停までちょこっとバスで行きますが、運転手と鈴鹿山系に関していろいろお話を聞きました。
このコース、20㎞を超えるロングトレイルにつき、健脚者向けです。途中迷いやすい箇所が複数あるため、ナビ必携です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

白馬五竜スキー場~小遠見山~大遠見山~五竜山荘~五竜岳~唐松岳頂上山荘~唐松岳~餓鬼山~餓鬼山避難小屋~祖母谷温泉縦走その3

2016年7月30~31日に実行しました。その2からの続きで、リンクは以下になります。

blog.hatena.ne.jp

山荘前から黒部側の斜面に入り、テント場の間を縫うように進みます。ガレの露岩帯は鎖場に注意しながら進んで行きます。とその時、雷鳥及びその雛群と遭遇しました (9:02)。

露岩帯の雷鳥1

露岩帯の雷鳥2

露岩帯の雷鳥3

露岩帯の雷鳥と続く登山道

雷鳥は何度遭っても心を和ませてくれます。南北アルプスを縦走すると2回に1回は雷鳥と遭遇します。今回も当たりの縦走になりました。この岩稜を過ぎると歩きやすい登山道に変わります。
唐松岳から南に張り出した小尾根を越えると左に五竜岳の大きな山容を眺められます (9:26)。

五竜岳の眺望1

五竜岳の眺望2

しばらく進むと稜線から離れ、ダケカンバの灌木帯をジグザグに下って行きます。小さな湿地帯の先には赤茶けた銅鉱石などが散乱した大黒鉱山跡に着きます (10:12)。

大黒鉱山跡の木道

大正時代には銅の採掘が盛んに行われていたようです。鉱山跡からは樹林帯の急登が続きます。途中水流もあります。

急遽現れた水流

稜線に入ると餓鬼山が正面に迫ってきます。

餓鬼山1

餓鬼山2

階段状に整備された急登を登りきると餓鬼山山頂になります (11:23)。標識は倒れていました。山頂からは唐松岳五竜岳が眺められますが、雲が多めではっきり見えませんでした。

餓鬼山山頂標識

唐松岳~五竜岳の稜線1

唐松岳~五竜岳の稜線2

餓鬼山を過ぎるといよいよ急下降、ロープやアルミ製のハシゴも現れます。傾斜が緩んだ樹林帯を進むと餓鬼山避難小屋が現れます (12:03)。良く整備された小屋です。

餓鬼山避難小屋

ところでこのエリアはツキノワグマの爪痕が多く、明確な生息地です。当時は被害は殆ど報告されていませんが、今は要警戒と思います。ただし、2026年5月現在、荒廃に着き登山道が閉鎖されているようです。
深い樹林帯の路を下って祖母谷温泉を目指します。やがて広葉樹が目立つ樹林帯が現れ、餓鬼の田圃と言われるエリアに到着します。樹林に囲われた緑の湿地帯が付近にあるようですが、気づきませんでした。針葉樹林帯を尾根伝いに下り、傾斜が緩くなり、奥鐘山との鞍部である南越に出ます。ここで鋭く右側に折れ、石の急坂の四十八曲がりジグザグに下ります。南越沢に出ると清流に出合うため、水分補給にうってつけです。

南越沢は路が良くなく、左岸をハシゴや鎖を使って下ります。正面に名剣山を眺めて樹林帯を抜け、右側の祖父谷祖母谷合流地点で林道に出ます。ようやく看板が現れました (14:03)。

登山口の看板

鉄橋を渡って祖母谷温泉に到着しました (14:05)。荷物を降ろし、山の汗を洗い流し、洗濯もしました(物干竿を借りました。夏は乾くのが速いです。)。湯舟が非常に広く、独り占めなので湯泳も十分にできます。ビールを注文してしばしのんびりしました。非常に気持ち良かったです。

祖母谷温泉への鉄橋

祖母谷温泉湯舟

祖母谷温泉全景

せっかく流した汗ですが、欅平まで歩きます。途中名剣温泉を通過します。名剣温泉は確か2010年に訪問しました。上品さを重視するなら名剣温泉、野趣を重視するなら祖母谷温泉です。

欅平からトロッコ列車で宇奈月駅に行きます。非常に開放的な車輛です。途中エメラルドグリーンの水面が眺められます。本来は旅行の一大イベントでもあるものですが、何度も登山帰りに利用しているため、深い印象は抱かなくなりました。ただし、途中の駅にも魅力的な場所は多数あるので、時間を見つけて訪問したいと思います。

www.kurotetu.co.jp

トロッコ列車からの景色1

トロッコ列車からの景色2

宇奈月駅からは富山地方鉄道魚津まで行き、居酒屋で軽く食事をしてから帰りました。残念ながら店は覚えていません。このエリアはホタルイカの沖漬が大変美味しいです。当時はスーパー雷鳥金沢までなので、金沢スーパー雷鳥に乗り換えて関西に戻りました。

暮れなずむ魚津駅にて

その1から含めて、今回のコースは技術というよりは体力重視のコースです。その中で五竜岳唐松岳の2峰及び両者を結ぶ稜線を走破しますので、天気に恵まれれば非常に良い眺望を楽しめます。また祖母谷温泉は野趣あふれる温泉で有名です。

祖母谷温泉唐松岳は現在閉鎖されていますが、祖母谷温泉白馬岳を結ぶコースは高山植物に恵まれ、更に、いや、圧倒的に魅力的なコースです。是非トライ下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

白馬五竜スキー場~小遠見山~大遠見山~五竜山荘~五竜岳~唐松岳頂上山荘~唐松岳~餓鬼山~餓鬼山避難小屋~祖母谷温泉縦走その2

2016年7月30~31日に実行しました。以下のリンク(その1)の続きになります。

blog.hatena.ne.jp

朝食を済ませ、山荘に荷物を置いて五竜岳を往復します (5:22)。最初はハイマツ帯ですが、次第に岩だけの殺風景な斜面に変わります。次第に傾斜がきつくなり、ザレの斜面に変わります。スリップに注意しつつ、所々現れる鎖場を越えていく五竜岳山頂です (6:01)。ガスが多めで、山頂ではブロッケン現象が観られました。ガスが無ければ360°の大展望です周囲の100名山群の素晴らしい眺望です。

シャクナゲの一種?

ミヤマダイコンソウ

ブロッケン現象

五竜岳山頂標識

唐松岳方面の稜線

鹿島槍ヶ岳方面の稜線

山頂で景色を堪能したのち、五竜山荘に戻ります。山荘のスタッフにお礼を伝えて荷物を取り出し、唐松岳方面に向かいます (6:28)。すっかり晴れてきました。

唐松岳への稜線、大勢の登山客がおられます

昨日通過した白岳に戻ります (6:33)。いい感じですね。

五竜岳、鹿島槍ヶ岳を振り返る

これから最低鞍部と言われる場所まで降りていきます。所々勾配が急な個所があります。最低鞍部手前にはハイマツ帯が広がっています (6:55)。この辺り、冬の豪雪と日常的な強風のため、背丈が低く、幹が太い植生になっています。

ハイマツ帯、バックに唐松岳

黒部渓谷方面を眺める

五竜岳を振り返る

剱岳方面

改めて五竜岳

トウヤクリンドウ

最低鞍部からは大黒岳黒部側に巻くように進んで行きます。この辺り牛首にかけて鎖場が連続します (7:51)。

岩稜を巻いていきます

鎖場

鎖場から剱岳

鎖場は続く

牛首を過ぎるとこれまでの岩稜、鎖場が嘘のように景色は一変し、穏やかな稜線歩きになります (7:56)。

穏やかな稜線、唐松岳頂上山荘はもうすぐ

唐松岳頂上山荘に到着しました (8:01)。早朝ではありますが、ビール休憩をとりました。

唐松岳頂上山荘、ヘリコプターで物資を輸送

しばし休憩し、唐松岳に登ります。

過去に①八方尾根唐松岳五竜岳キレット小屋(泊)→鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳種池山荘扇沢、②八方尾根唐松岳不帰の嶮天狗山荘(泊)→白馬鑓ヶ岳鑓温泉猿倉で登っており、3回目になります。3回とも山荘、頂上とも大変な強風です。地形的に避けられない場所なのではないかと推察します。なお、不帰の嶮槍ヶ岳南側の大キレットと双璧かもしれません。少なくとも五竜岳鹿島槍ヶ岳のキレットよりは難易度が高いと思います。西暦2000年前後の山行であり、写真が残っていたら別途報告します。

山荘から不帰の嶮、白馬鑓ヶ岳

山頂までは大した道ではありません。あっという間に頂上に到着しました (8:41)。山頂からの景色を報告します。こちらも360°の大展望です。白馬岳方面、五竜岳方面、剱岳方面と素晴らしい眺望です。

唐松岳山頂標識

山頂から頂上山荘

山頂から餓鬼谷

山頂から不帰の嶮、白馬鑓ヶ岳

しばし山頂の景色を堪能し、これから祖母谷温泉まで下ります。トロッコ列車のアクセスのある欅平まで標高差2000m以上、標準歩行時間6時間40分と、急下降の多いタフなコースになりますが、報告は次回とします。

今回報告のコースは鎖場もありますが、難易度としてはそれ程ではありません。一定の体力、経験を有する方には大いにお勧めします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。







白馬五竜スキー場~小遠見山~大遠見山~五竜山荘~五竜岳~唐松岳頂上山荘~唐松岳~餓鬼山~餓鬼山避難小屋~祖母谷温泉縦走その1

2016年7月30日~31日に実行しました。今回は初日の五竜山荘までを報告します。関西からのアクセスですが、始発の新幹線名古屋に行き、始発の特急しなの松本に行き、大糸線神城まで行きます(11時過ぎ)。駅付近で腹ごしらえをしたうえで、神城からは無料シャトルバスでエスカルプラザまで行きます。ただし、歩けない距離ではありませんので、時間が合わない方は徒歩も可能です。そこでゴンドラに乗ります。

ゴンドラ&リフト 案内・料金 | ゴンドラ&リフト | 白馬五竜高山植物園

ゴンドラ終点は高山植物園になっています (12:47)。7月30日ですので、本来はハイシーズンの筈でしたが、期待ほどの華やさはありませんでした。白馬岳周辺には白馬鑓温泉に下るルート、祖母谷温泉に下るルート、雪倉岳周辺、栂海新道を下る際のアヤメ平付近、栂池植物園周辺、白馬大池周辺、鉱山道など、あまりにもレベルの高いお花畑が密集しており、期待値が高かったからかもしれません。とは言え、一定数の観光客でにぎわっており、写真に収めたので記録としては残しておきます。

植物園全景及び接続リフト(乗車位置がゴンドラよりも低い位置にあるため、ゴンドラを降り、園内を周遊、下ってから利用します)

植物園全景ゴンドラ出口から

植物園案内標識

ヒオウギアヤメ

イケマ、アサギマダラ

園内を再度登っていきます(バックにゴンドラ出口)

遊歩道が整備されています

植物園の上まで登りました

更に登ると麓が眺められます(リフトの降り口付近)

植物園を越え、地蔵の頭に行くと、大糸線周辺に広がる麓の景色を楽しめます(13:01)。

地蔵の頭より神城周辺の集落

さて、ここからは本格的な登山道です。見返り坂一ノ背髪二ノ背髪を越えて小遠見山に向かいます 。それなりの急登ですが快調に飛ばしていきました。もう少し天気が良ければ・・・。

だいぶ麓が小さくなりました

小遠見山に到着しました (13:39)。本来は唐松岳爺ヶ岳まで眺められる展望スポットですが、雲が邪魔しています。山頂には石仏や祠があります。

小遠見山山頂

山頂の石仏群

ここから大遠見山へはアップダウンが激しく、所々ヤセた崩壊地があります。途中中遠見山がありますが、眺望はありません。
大遠見山に到着しました (14:17)。本来は鹿島槍ヶ岳の絶好の鑑賞スポットですが、ここも雲が邪魔して見えません

大遠見山からの眺望1

大遠見山山頂標識

大遠見山からの眺望2、鹿島槍ヶ岳が見えない、残念!

さて、ここからは灌木林を主体とした遠見尾根をひたすら登っていきます。20分ほど歩くと、後立山連峰の稜線がはっきりと見えてきました (14:38)。池もあります。西遠見の池です。高揚感が芽生えてきました。

後立山連峰の稜線が見えてきました

西遠見の池

更に歩くと西遠見山に到着し、後立山連峰の稜線が厳然と立ちはだかってきました (14:47)。左に五竜岳も見えます。更に高揚感が湧いてきました。

西遠見山から後立山連峰の厳しい稜線

鎖場、ハイマツ帯を越えていくとお花畑が見えてきました。稜線はもうすぐです (15:10)。

お花畑

稜線に到着しました (15:17)。この合流ポイント、白岳とも呼ばれています。ガスも晴れてきました。稜線の景色がはっきりと見え、達成感と共に景色そのものを存分に楽しみます。お花畑も大変美しいです。

唐松岳方面の稜線

五竜岳方面の稜線

一面のお花畑、これは美しい

登ってきた遠見尾根(上から)

イワギキョウ

ハクサンフウロ

ヤマハハコ

稜線のお花畑を楽しんだのち、山荘に宿泊の手続きを済ませ、荷物を置いてビールを飲みながら景色を楽しみました。やはり長野県周りの登山は格別です。高度感、開放感、高山植物と関西ではなかなか味わえない景色が楽しめます。

夕食後、夕方の景色を楽しみ、早めに就寝し、翌日に備えます。

夕暮れ(明日の晴天を祈りつつ)

夕暮れのテント場の賑わい

夕暮れの山荘の賑わい

今回は遠見尾根の登りのみの報告です。このコース、天皇御一家が楽しまれるコースとして有名です。このコースよりも八方尾根から唐松岳頂上山荘のルート方が遥かに負担は少ないです。そうは言うものの、途中のピークからの眺望は本来は非常に良いものがあり、個人的にはお気に入りのコースです。

山荘の案内は下記です。他の山荘同様に例外なく当時よりも大幅に値上げされていますが、山小屋を利用すると荷物を大きく減らすことができ(寝具、テント、調理器具、一部食材)、その効果は十分に大きいと感じています。またその場での偶然の出会いも大切にしたいですね。

五竜山荘|北アルプス・五竜岳登山の山小屋と絶景宿泊|白馬館【公式】

最後まで読んでいただきありがとうございました。続きは次回報告します。

石山寺訪問

2026年3月21日に訪問しました。前回京阪大谷駅音羽山千頭岳大平山石山寺にわたる東海自然歩道の登山を報告しました。最後のランチは失敗しましたが、気を取り直してそのまま石山寺に入りました。

石山寺の歴史は奈良時代に遡ります。747年、聖武天皇の勅願を受けた良弁僧正が創建されたとされています。東大寺造営に必要な黄金を祈願したことが起源とされ、当初は国家的事業に関わる寺として始まりました 。その後761~762年頃、本堂鐘楼などの伽藍整備が進み、寺の基礎が固まりました。

平安時代には真言密教の道場として発展し、貴族の参詣「石山詣」が盛んになりました 。特に女性の間で流行したようで、紫式部を始め、数々の女流文学者に霊感を与えてきたとされています。

鎌倉時代には源頼朝の寄進を受け、多宝塔東大門鐘楼などが整備されました 。

戦国時代には兵火に遭い、東大門などが損傷しましたが、江戸時代になると淀殿の寄進で大修理・再建が行われ、現在の石山寺の姿が形づくられました 。

石山寺は創建から一貫して観音信仰の霊場として親しまれ、また紫式部が『源氏物語』を起筆した寺としても有名です 。現在は西国三十三所第13番札所として、多くの参拝者を集めています 。

なお、伝承では、紫式部は1004年ごろに中宮彰子の求めに応じて参籠し、十五夜の月を見ながら着想を得たとされます。史実での厳密な実証はなされていませんが、石山寺には「源氏の間」や紫式部ゆかりの寺宝があり、文学史・文化史の上で重要な場所として親しまれています。

今回は入山、本堂内陣拝観、豊浄殿拝観セットで参拝しました。春と秋はこれらのセット拝観がお勧めです。

最初に境内はこちらです。入山とあるように、非常に広い敷地と言えます。

境内のご案内 | 大本山 石山寺 公式ホームページ

以降、写真と感想を綴ります。

東大門

東大門の像1

東大門の像2

鎌倉末から室町初期にかけて制作された「石山寺縁起絵巻」にも描写されたこの東大門を潜ります。本堂へ登る階段の手前にも幾つか趣のある庭園や院があります。

法輪院

拾翠園

公風園

公風園内部

大黒天

くぐり岩の池

これから本堂のあるエリアに上がっていきます。階段はかなりの勾配です。登山後の足にはそれなりに堪えました。

本堂に通ずる階段

途中龍蔵権現社がありますので、立ち寄ります。

龍蔵権現社

残りの階段を登り切り、本堂エリアのスポットを訪ねます。

観音堂

神木

毘沙門堂

蓮如堂

珪灰石(バックに多宝塔)

御影堂

さて、メインの本堂に入ります。残念ながら本堂内部は撮影禁止になっています。

本堂国宝に指定されている中心伽藍で、現在の建物は平安時代中期の再建を基礎とし、江戸時代初期に礼堂が増築されて今の姿になったものであり、滋賀県最古級の木造建築として知られています 。内陣・相の間・礼堂で構成され、内陣は古い時代の姿を伝え、外陣にあたる礼堂1602年の淀殿の寄進で増築されたとされています 。内陣(別途拝観料要、靴を脱いで拝観)には、本尊の如意輪観世音菩薩が安置されています。安産・福徳・縁結びの観音さまとして信仰され、しかも日本で唯一の勅封秘仏として知られ、御開扉は何と33年に一度です。礼堂含め非常に厳かな雰囲気で、建物の外とは別世界の印象です。

本堂の標識

本堂入口

本堂の相の間には、紫式部が『源氏物語』を起筆したと伝わる「源氏の間」があります。ここは撮影可です。

源氏の間

源氏の間(全景)

更に登ります。

三十八所権現社

本堂外観

御影堂と毘沙門堂外観

本堂の屋根拡大

経蔵

紫式部供養塔、芭蕉の句碑

鐘楼

御影堂、毘沙門堂、観音堂外観と神木

多宝塔

心経堂

この辺り、季節が良ければ梅や桜が鑑賞できます。

第二梅園周辺

豊浄殿に入ります。紫式部関連の屏風・織物・硯を中心に、石山寺の歴史資料を展示しています。春・秋のみ「石山寺と紫式部展」で寺宝を公開します。残念ながら写真撮影はできませんが、絵巻物や屏風、古文書、太古の文化財がしっかりと保存されています。高々300円、必見ですね。
さて、梅園など残りのエリアを散策します。

豊浄殿外観

第三梅園

光堂外観

紫式部像

徐々に下山していきます。ここも自然豊かな山林で、非常に気持ち良いです。

下山路

無憂園

本堂を見上げる

天智天皇の石切場

神木と本堂(下から)

そのまま往路を戻り、東大門から退出しました。瀬田川沿いを石山寺駅に向かいます。900m少々歩きます。石山寺駅の雰囲気は30年前とは雲泥の差で、無味乾燥に感じた駅舎が色気たっぷりなものに更新され、大変びっくりしました。

SNSその他、情報が民主化され、各地の観光地も掘り出し物が少なくなり、日本全体、いや世界に向けた発信が必要になった当然の帰結と捉えています。

石山寺駅

列車も変わりましたね。

京阪電車

さて今回、芭蕉庵月見亭の写真を撮り損ねました(本堂の雰囲気に浸り切り、意識が回りませんでした)が、この価格でこれだけの歴史、景観に触れられるのは非常にリーズナブルと感じます。

石山寺駅からのアクセスもそこそこ長く、入山後の周遊も一定の負荷はかかりますが、それを差し引いても大いにお勧めします。門前には多数の魅力的なお店があります。こちらも併せて載せておきます。私が利用した残念な店はエリア内にありますが、このHPには載っていませんので、ご安心下さいませ。

石山寺門前案内 | 大本山 石山寺 公式ホームページ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。