2020年12月4日に実行しました。15kmを超えるロングトレイルになりますが、帰りは南海鉄道が使用できるので便利です。登山口(9:25)へは南海河内長野駅からバスで行きましたが、今は便が無くなっているようです。
金剛山へは千早本道を利用しました。
千早城は鎌倉時代末期、後醍醐天皇方の楠木正成が金剛山一帯に赤坂城、楠木城と共に築いた城です。
その中で千早城は最後の砦となったが、徹底的な奇襲とゲリラ戦を駆使して100日もの籠城を行い、幕府軍が千早城に釘付けとなっている間に、新田義貞が挙兵し、鎌倉幕府が滅亡するきっかけとなりました。
金剛山への路は整備が行き届いており、歩きやすいです。あっという間に山頂付近に到着しました(10:18)。山頂付近は神社や特徴的な杉など見所一杯です。
久留野峠(11:08)に向かいます。山頂から久留野峠までの路にも展望台やキャンプ場など、魅力的なスポットが多数あります。所々眺望があります。本日のコースは山頂以降ダイヤモンドトレイルの一角を成しており、登山道は整備が行き届いています。
中葛城山に向かいます(11:14)。付近は笹で覆われています。なかなか趣があります。
高谷山(11:27)に向かいます。相変わらず笹が茂っていますが、登山道は整備されています。眺望には恵まれませんが、ここでランチにしました。
このルートはとにかく路が歩きやすく、以降千早峠(11:42)、神福山(11:52)、行者杉(12:29)、杉尾峠(12:42)、山の神(13:29)へと順調に到達しました。トレイルランの練習をされる方が多いのも頷けます。
山の神からしばらく行くと、集落が現れます。
この時期干し柿が各所で販売されています。程なく紀見峠駅に到着しました(14:00)。
駅の近くには美人の湯として有名な温泉「紀伊見荘」があります。真田昌幸、幸村父子の隠れ宿としても有名です。
機会あれば立ち寄りたいと思いました。https://www.kiimiso.co.jp/
全般に路が歩きやすく、次回はもっと早く出発し、槇尾山まで一気に行きたいと思いました。