2025年1月5日に実行しました。2025年最初の登山になります。明日からの仕事に備え、この休暇最後の息抜きになります。
今回のコースはホームグラウンドの六甲山、何度もトレーニングや友人との交流を楽しんで来ました。全山縦走コースも過去に2回に分けて走破しています。大会に出ても良いですが、六甲山頂の東側がイマイチで、車道との交錯も多いので、最近は専ら山頂の西側を楽しんでいます。
六甲ケーブル下(08:06)までは自宅から歩いて行きます。車道ですが、急な勾配が多く、良いウォームアップになります。
六甲ケーブル下の更に上に鶴甲団地が広がっており、その最上部に登山口(高羽道)があります。自動販売機が設置されています。高羽道を少し登った所で既にこの眺望です(08:19)。
高羽道はそこそこ急ですが、歩きやすい路が続きます。
しばらく進むと分岐(08:34)がありますので、左折して油コブシに向かいます。
ぐんぐんと高度を稼いで行くと、やがて展望台が現れます(08:47)。東屋もあり、油コブシの標識が現れます。神戸湾を眺めるまずまずの眺望ですね。
っと、その時、土を小さく駆ける音が近づいて来ました。リスでした。写真を撮ろうと準備しましたが、直ぐに逃げられました。しばらく同じ音が聞こえ、姿を何度か見ましたが、写真は撮れず。リスって、冬眠するのではなかった?って、後で調べると種類に因るようでした。
歩きやすい路を進んで行くと、やがて六甲ケーブル山上駅が見えて来ました(09:00)。
稜線のエリアはもうすぐです。
六甲山エリアは昭和のバブル期に企業、資産家の施設や別荘が多数建設されました。今でも十分に手入れを行い、バリバリの現役の姿を見せているものもありますが、撤去されたり廃墟と化したものも多数あります。
本日も撤去工事が行われていました。
稜線エリアに出ました。優雅な山麓の景色が広がります。
このまま日本最古のゴルフ場に向かいます(09:23)。昔別荘があったエリアを進みます。
ゴルフ場は良く整備された芝生の絨毯が広がり、なかなか良い景色です。
みよし観音(09:33)を過ぎ、
ガーデンテラスのエリアに入ります(09:45)。https://www.rokkosan.com/gt/
個人的には
1. イングリッシュガーデン:バラの季節が色鮮やかで美しい
2. グラニットカフェ:良いお値段ですが、テラス席での食事が眺望が素晴らしく、快適
3. ジンギスカンパレス:素晴らしい眺望+リーズナブルなランチメニューが売り
4. ホルティ:オリジナリティ溢れる雑貨が魅力
です。
開店前のひっそり感を味わいつつ東に進んで行きます。稜線上の大阪湾、生駒山系、紀泉アルプスの景色が素晴らしいです。
稜線を楽しみ、山頂道路へ降りたところが極楽茶屋跡です(09:56)。
ハイカーではなくバイカー(ライダー)が景色を楽しんでいました。
さて有馬温泉に下山しますが、有馬三山を通るべく番匠屋畑尾根を進みます。
最初は急下降ですので、スリップ・転倒に気を付けながら進んで行きます。
標高720mくらいまで降り、
そこから標高800mまで丸太階段の急登になります。この区間で3人の登山者に会いました。登り切ったところ右折し、しばらく進むと湯槽谷山山頂がありました(10:31)。眺望は殆どありませんが、木々の隙から有馬温泉の街並みが見えてきます。
更に下って行きます。この区間も急な丸太階段が多数あります。有馬温泉へのショートパスを見送り、
目の前の山を登ると灰形山です(10:55)。こちらも眺望はありません。
ゴールが近づいて来ましたが、油断禁物、ロープが張られたヤセ尾根があります。
有馬温泉の街並みが近づき、
有馬温泉へのショートパスが何度か現れますが、
ここでも見送り、落葉山に向かいます。山頂はあっけなく現れ、三角点がポツンと寂しそうにあります(11:11)。
目の前に妙見寺が現れます。
https://www.arimamyokenji.com/contents_2.m.html#riidchild_8-6
「今を生きる」ことの大切さを説いています。有馬で一番静かなお寺と言われるだけあり、観光客は殆ど来ません。写真は撮っていませんが、建物の中に開運の亀(非常に大きい)が構えています。
ここから有馬温泉への路はこの妙見寺への参道になっており、趣があります(11:26)。
最後に以前から訪れたかったカレーうどんとベルギービールで有名なMISONOでランチにしました。
https://arima-misono.com/
店内カウンターとテーブル席(2人用)のみですので1人または2人での利用になり、うどん屋の割に落ち着いた雰囲気です。
カレーうどんはえび天、牛すじ、牡蠣などをトッピングできます。
ランチセットの銀シャリと温泉たまごのセットがオススメです。
温泉に入っても良かったですが、観光客が多いので、今回は断念しました。
今回のコースは勾配が急な区間はありますが、一般向きと言えます。山頂エリアにガーデンテラスがあるので、そこで食事をしても良いかもしれません。下山エリアの有馬温泉は言うまでもなく、魅力溢れるコースと言えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。