2021年8月11日に実行しました。30km近くに及ぶロングトレイルにつき、計画的に行う必要があります。菅原へは京阪出町柳駅からのバスを利用します。1日2〜3本につき、早朝の便を確実に押さえる必要があります。菅原バス亭(9:00)から登山口まで長閑な川沿いを進みます。魚がたくさんいます。
登山道はしっかりしており、迷うことなくダンノ峠に到着しました(9:47)。
品谷山に向かいます。所々路がはっきりしないところもありますが、ナビがあれば迷うことはありません。たまに現れる眺望を楽しみながら品谷山に到着しました(10:30)。
品谷山からは悪路になります。ナビが無いと道迷いも生じえます。特にスモモ谷では何度も渡渉を繰り返します。ピンクテープを見失わないよう、周囲を確認しながら谷沿いを進みます。川の水は正に清冽そのものです。
木々の陰で目立ちませんが、この標識に気づくことができるかがポイント。
水位が深くなり、川に魚が見えてきたら廃村八丁は近いです。村長さんが時々宿泊される家屋が目印です(11:10)。大昔に幾世代にも亘る家族間の抗争が生じたり、近年では人口が増えて学校があった時期もあったようです。
続いてババ谷に沿ってソトバ峠(11:44)に向かいます。いつの間にか谷の水が無くなり、標識が現れます。
ソトバ峠から馬場谷に降りる路はやや不鮮明でしたが、方向を合わせて進んで行くと登山道に戻れました。景色はありませんが、馬場谷(12:14)でランチにしました。
馬場谷からは小塩集落を経て常照皇寺に向かいます。ここからは山路はなく、平坦な舗装路を歩きます。
小塩民宿(12:57)
京北山国の家(13:14)
を経て常照皇寺に到着しました(14:04)。常照皇寺は北朝初代の光厳天皇が南北朝時代に隠棲された場所とのことです。庭の穏やかな雰囲気が好きです。
観光後はウッディ京北に向け、ひたすら歩きます。国道477号は面白くないので、川沿いを進み、山国神社は立ち寄った方が良いと思います。ウッディ京北には15:50に到着しました。
周山からのバスは1日14本と充実しています。ウッディ京北は土産物や食事もオススメです。
このルートを歩く場合、バスの便の都合から今回の向きになります。前半は登山ルートに廃村観光、小塩以降は里山ウォーキングで歴史スポット観光と見所多いと言えます。