2015年8月8日に実行しました。徳本峠小屋でお世話になったお礼を伝え、前日立ち寄った展望台に立ち寄ります。天気を含め、なかなか良い感じです。モルゲンロートに輝く高山植物、周辺の山容と清々しい気持ちになります (4:39) 。


展望台からは階段状の路でコメツガ林に入り、尾根沿いを進みます。前日通った上高地からの路と合流すると、ジグザグの急登が始まります。

所々樹林越しに穂高連峰の山々が望めます。傾斜が小さくなり、平坦地を進むと鬱蒼としたシラビソやコメツガなどの針葉樹に覆われたジャンクションピークに出ます。展望は東側のみです。
左手に崩壊地を見ながら南側に下り、途中から西向きに尾根を下ります。右手に池塘が観られます。
ここからアップダウンが続き、緩やかな尾根道を進みます。斜面を下り、樹林帯を抜けるとお花畑に出ます。ニッコウキスゲ、ハクサンフウロなどが観られます。緩やかな登りでダケカンバの林に入り、尾根の右斜面を進んで行きます。
今では登山路の写真を撮りますが、当時は山頂その他、特徴的なところしか写真を撮っておりません。ちょっと後悔しています。

足元が不安定な場所もありますが、やがて森林限界を超え、笹の斜面を登りきるとK1ピークです。六百山、奥には穂高連峰など素晴らしい眺望です。まずは焼岳から。

K1からハイマツと岩の稜線を進みます。起伏が激しくなりますが、K2を越え、穂高連峰を望みながらの快適な稜線歩きです。












景色を楽しみながら歩いていると、あっという間に霞沢岳に到着しました (6:15)。

眺望は更に良くなり、上高地、西穂高岳、奥穂高岳、焼岳、乗鞍岳など360°の大展望です。ここで山小屋で購入した弁当を食べました。










帰りはそのまま往路を辿ります。起伏の激しい稜線は景色は快適ですが、安全上の注意は怠らないように歩きたい。

K1付近で団体登山客の1人から「〇〇さんに出会ったら▽時▽分時点で無事K1まで到着した、山頂観て戻るからと伝えるように」と依頼がありました。〇〇さんの服装その他の特徴も説明されました。当時の電波事情が分かるような気がします。その後、途中の路で「〇〇さんですか」と問いかけ、無事連絡ができました。今回に限らず、それ以前の登山では時々そのような伝言を受けることがありました。昔あるあるの話です。今は電波範囲が広いのでそのようなことがなくなりました。
徳本峠からの下りでは外国人のパーティーがいました。当時は珍しく感じましたが、今では普通にありますね。
さて無事往路を戻り、上高地まで戻ってきました (10:00) 。前日は雲が多めでしたが、その日は天気に恵まれ、素晴らしい景色でした。売店でビールを購入し、大正池まで往復しました。








久しぶりの登山、上高地の喧騒と景色を楽しみ、そのままバスと松本電鉄で松本に戻りました。松本市内を物色し、久しぶりに信州そばが食べたくなり、弁天に入りました。特別な人気店ではありません(今はないかも)が、信州の思い出の1ページを飾ってくれました。

駅で土産を購入し、翌日から家族でシンガポール旅行に行きました。久しぶりの盆休み、1日も非番を作らず、バタバタで予定を組み込みましたが、今となっては非常に懐かしい想い出です。
北アルプスまで来てのピストンはやや魅力が減じますが、眺望、歴史ある小屋含め、人も比較的少なく、大変魅力溢れるコースです。ある程度体力がある方には大いにお勧めです。
登りを島々谷から入り、下りを上高地にするとピストン区間が減るのでもっと楽しめると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。