2025年9月14日に実行しました。下平野(08:58)へは榛原駅(08:00)まで近鉄電車で行き、奈良交通のバスで菟田野(08:38)に行き、そこからは東吉野コミュニティバス(週末休日は前日までに要予約)を利用します。
今回のコースは下平野からメジャーなコースを利用して高見山に登り、そこから左回りでループを描いてたかすみ温泉に戻るルートです。
バスを降り、平野川に架かる丹ノ浦橋を渡り、民家の横から丸太階段の急登を進みます。




途中倒木もありますが、全般に整備が行き届いており、非常に良い登山道です。旧伊勢南街道を含む高見山登山口バス停からの登山道がありますが、こちらは市場の跡や石畳等、趣はありますが、整備が行き届いておらず、蜘蛛の巣との格闘を強いられます。
しばらく進むと水場が現れました(09:24)。水場ではありますが、ろ過が必要なレベルであるため、タオルを濡らす程度にとどめておきました。
間もなく休憩小屋と高見杉が現れました(09:28)。


小屋の内部はベンチもあり、しっかりしています。恐らく冬場の樹氷巡りの際のアイゼンの装着などに利用されていると思います。高見杉は樹齢700年、貫禄を感じます。
ここから車も通行できそうな広い林道が現れますが、早々と右に専用の登山路が現れますので、見落とさないように注意しながら進んでいきます。
しばらく専用の登山路を進むと、例の林道を横断します(09:47)。
林道を越えると案内板が現れます(09:48)。小峠分岐で、旧伊勢南街道に通ずる路です。
ここからが更に本格的な急登になります。植生はツツジ、アセビ、ヤマボウシ、ブナが優勢で、途中幾つかの謂れのある岩が現れます。


神武天皇が軍事評定されたとする国見岩(09:59)

息子岩と揺岩(10:01)

笛吹岩への登り(10:10)

幾つか岩を越えると更に新たな急登が始まりますが、光が見えて来ました。山頂の景色に期待を抱かせます。

更に登って行きます。
室生山系の山々が見えて来ました(10:17)。

大峯奥駈道も見えます。

山頂はもうすぐです。
山頂展望台に上がりました。展望台の下は避難小屋ですが、多くの方が休んでおられ、写真を撮り損ねました(10:18)。展望台は360°の大展望で、室生山系、大峯奥駈道、三峰山などが望めます。本来はここでランチですが、時間が早いため後に回しました。




三角点と頂上神社に向かいます。ここも絶景です。



三峰山、天狗山方面に向かいます(12:20)。
いきなり路が悪くなります。


踏み跡を慎重に見極めながら進んで行きます。路が良くなるも、つかの間、崩落地の標識です(10:31)。
確かに大ガレです。ここは要注意ですね。

迷岳や池木屋山、明神岳方面も見えます。
三峰山との分岐に到着しました(10:41)。ここから三峰山はバリエーションルートで、ネット情報では新道峠まで5時間程度とのことです。いつかトライしたいですが、山と高原地図ではコース表示すらありません。

天狗山方面に向かいます(10:53)。所々景色が楽しめますが、全体としては樹林帯の縦走です。

山頂の眺望はありません。

黒石山に向かいます。檜の樹林帯を進みます。

途中拓けたエリアが現れました(11:23)。タイミング良いので、ここでショートランチにしました。大峯奥駈道が良く見えます。



急登を進み、黒石山に到着しました(11:45)。

西杉峠に向かいます(12:06)。ゴールを見据え、ピッチが上がります。



更に高度を下げ、谷沿いを進みます。ここの水もやや濁っており、飲む気にはなれませんでした。



林道に出ました(12:28)。
しばらく歩くと瀧野集落に到着しました(12:35)。林道を上平野に下ります。付近は別荘地になっているようです。更に進むと天好園、そしてたかすみ温泉に到着しました(13:08)。

たかすみ温泉はナトリウム塩化物泉で神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病に効能があるとのことです。登山後の筋肉の疲れに非常に有効です。
内湯と露天風呂があり、露天風呂も景色はありませんが、気持ち良いです。
一つ難があるとすれば、売店や食事処が無いことです。またお隣の天好園はやや敷居が高いと感じます。
https://furusato-mura.jp/shisetsu/takasumi.php
帰りのコミュニティバスが15:50なので温泉を十分に楽しむとともにクーラーの効いた部屋でのんびり過ごしました。
なお、この温泉は東吉野村の観光施設の一つです。過疎化に苦労する村ですが、コミュニティバス含めて村が一丸となって観光を盛り上げる姿勢が感じられます。また別途訪れたいと思います。
帰りはコミュニティバスで菟田野に行き、奈良交通のバスで榛原駅へ、その後近鉄で神戸方面に戻りました。
コース全般を振り返ると、高見山までは極めて歩き易く、家族連れにもオススメです。そこから先はバリエーションルートになり、大ガレや不明瞭な場所を含みますが、大ガレ以外は比較的歩きやすいと言えます。全体で15km超になります。コミュニティバスを利用されるの場合、本数が少ないため、余裕を持った計画が必要です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。