2025年8月14日に実行しました。今回のコースは鈴鹿山系の最奥地であるイブネ、愛知川源流域を含む大変魅力的なコースです。イブネは鈴鹿10座に含まれ、アクセスの玄関は甲津畑、小杉荘、奥永源寺渓流の里、武平峠など複数ありますが、往復や縦走を考慮すると、今回のコースが最もリーズナブルで、健脚者なら日帰りで縦走できます。
四日市のホテル泊なので通常時よりも朝のゆとりがあります。朝一のロープウェイに乗るべく湯の山温泉駅7:45発のバスを利用して8:30オープンのロープウェイのチケット売り場の前で待機します。盆休み期間は朝も夕方も営業時間を延長しています。
見事に8:30の便に乗りました。一番乗りです。よって独り占めです。何度か訪問していますが、記念撮影しておきます(08:52)。



さて、登山道への入口は毎回のように迷いますが、今回は比較的スムーズに入口を見つけられました。途中の路は昨年は湧水は殆どありませんでしたが、今年は豊富な湧水が観られました。国見峠に到着しました(09:00)。

愛知川方向に進みます。開始早々良く分からないモニュメントに遭遇しました(09:02)。どなたかの遊び心ですかね。
これから源流を下るに連れ、川幅が大きくなります。
路はやや分かりにくく、渡渉を繰り返しながら進んで行きます。ピンクテープに注意しながら進んで行きます。この水域の水は真夏でも冷たく、非常に美味しいです。









上水晶谷からコクイ谷方面に進みます(09:43)。一旦川から離れて進みます。

また川が現れます。この辺りかなりの水量です。
コクイ谷出合に到着しました(09:52)。
ここから愛知川源流域に沿って標高を上げて行きます。いきなり最初の取っ掛かりが難所です。

難所を越えるとしばらくは歩きやすい路が続きます。

源流を横切る場所付近で分かり難い箇所がありますが、ナビとピンクテープを駆使して進みます(10:13)。以下の写真のピンクテープに気付けばこのまま進めます。
ここから徐々に勾配がきつくなります。しばらく進むと御池鉱山旧跡に到着しました(10:30)。標識を見てびっくり、かつてここで銀や銅が採掘され、小学校や神社もあったとのことです。この付近はテント場としても利用できます。


ここからグングン標高を上げて行きます。杉峠までの0.6kmが長く感じましたが、峠のシンボルである枯木が見えてからはあっという間に到達しました(10:48)。ここで珈琲タイムにしました


元気をもらってイブネに向かいます。バリエーションルートかと思いきや意外に標識があります。





佐目峠からの登りをクリアすると一気に視界が開けて来ます。周辺の山々と共に苔の絨毯が迎えてくれます。間もなくイブネに到着しました(11:17)。苔寺があるように苔の群落も大変美しいことを改めて感じました。ここでランチにしました。なお、エリア全体は登山路以外は保護されています。



もう少し進んでみます。この苔の絨毯は500mくらいは続きます。



坂を登ったところがイブネ北端です(11:31)。
このまま右方向の路がありますが、進むべくは左の路です。北の銚子ヶ口方向を見ながら進んで行きます。


記念としてクラシにタッチです(11:44)。
イブネ、杉峠に戻ります。天気が回復したので改めてイブネから山を眺めてみましょう。銚子ヶ口、雨乞岳、東雨乞岳、御在所岳が良く観えます。







杉峠手前の杉峠の頭(12:26)です。
杉峠から登り返して行く雨乞岳、隣接する東雨乞岳、東雨乞岳から一度降りて登り返して行く御在所岳が観えます。

杉峠に降りて雨乞岳を目指して登って行きます。この区間は見かけ通りの急登です。ルートははっきりしているので、標識と迫る目標に勇気をもらいながら進んで行きます。




池塘が見えたら雨乞岳山頂です(12:53)。大峠から登るコースは笹が深くルート発見に苦労しましたが、このコースはそれ程でもありません。

山頂からは先程登ったイブネはもちろんのこと、御在所岳、鎌ヶ岳、綿向山、竜王山方向含め、360°の大展望です。
ここからは既知のルートになります。隣接する東雨乞岳(13:02)は雨乞岳以上に山頂が広く、眺望にも恵まれます。




クラ谷に沿って沢谷峠に向かいます。山と高原地図では雨乞岳〜クラ谷分岐まで1:10の時間設定がありますが、あまりにも非現実的です。前回はなかなか現れない目標に不安と疲れを増幅させました。ガイドブックやサイトで時々時間設定が不適切な箇所がありますので、荷物と自身の体力と標準時間を勘案してゆとりを持った計画が推奨されます。
ただし、今回は2回目なのでゆとりがあります。この谷の水は濁りの無い前半は飲めます。愛知川源流の方が水量豊富できれいです。



クラ谷分岐に到着しました(13:51)。今回は時間内に行けました。
更に進んで沢谷峠に到着しました(14:01)。


ここから御在所岳の登りはバリエーションルートになっていますが、最初に尾根に取り付くことができたら、そのまま尾根を辿れば問題ありません。さり気なく控えめなピンクテープが案内してくれます。取り付きだけ迷い易いかもしれません。郡堺尾根と言うそうです。


御在所岳山上エリアに到着しました(14:40)。夏休みでもあり、大勢の家族連れで賑わっていました。いきなりこのエリアでバンビ2頭に遭遇しました。悲鳴を上げて逃げて行きました。





しばし山上公園を散策し、ロープウェイ(14:58)で麓に降り、ホテルに戻りました。
コース全般、山あり、谷あり、苔あり、水ありと大変魅力的です。テントを持ってより長い区間をゆとりを持っていくのも手ですが、日帰りなら盆のロープウェイ延長期間を利用して御在所岳を拠点とするのがオススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。