2025年1月13日に実行しました。今回は普段とは趣向が異なり、山頂のお寺を目当てに登ります。下山エリアの湯屋谷は日本茶発祥の地であり、別の趣も提供してくれます。こちらも楽しみです。
さて、まずは京阪宇治駅まで電車で向かいます。
平等院鳳凰堂、宇治上神社、源氏物語ミュージアム、お茶と宇治のまち交流館など魅力溢れるエリアですが、今回は単独行につき山だけを目当てに行きます。
京阪宇治駅からバスに乗りますが、1本/1時間と少ないため、始発便をオススメします。なおこのバスはJR宇治駅も立ち寄ります。
維中前バス停(09:00)はターミナルになっており、手洗いやベンチがあります。
車道を田原方面に向かい、最初の信号を右折します。標識のある小さな橋を渡り、左折します。古びた標識に趣を感じます。
そこからしばらく川沿いの車道を進みます。この辺りまで集落が分布しています。
宮前橋の手前を左折すると、大道寺が現れます。
道路の反対側に平治の乱で討たれた藤原信西の信西塚があります。ここにも歴史的なスポットがありました。
http://kyoto.travel.coocan.jp/2/2-484/2-484.html
更に進むと趣のある神社の入口が見えましたが、今回はそのまま金胎寺に向かいました。
そこから200m程度進んだところに分岐があり、登山道に入ります(09:29)。
登山道と言っても車が通行できるほどの幅がある林道です。車輌が進入しないよう、ゲートには鍵付の鎖が設置されていました(09:33)。恐らく頂上の金胎寺の方の専用路と推察されます。
所々丁石のある広い林道を順調に進んで行きます。急登はあるものの、広々とした林道が続き、歩きやすいのは良いですが、山に来たという感覚が得られにくく、やや物足りない印象を抱きました。途中でリスに会いましたが、またしても写真に収めることは叶いませんでした。



しばらく進むと開けたエリアが現れました(10:04)。奈良エリアの山でしょうか、まずまずの眺望です。

程なく休憩東屋が現れました(10:06)。手洗い、屋外ベンチも併設されています。


東海自然歩道と合流するといよいよ金胎寺エリアです(10:20)。
左に現れた参道を上がって行きます。
境内に到着しました(10:24)。


https://ujitawara-kyoto.com/sightseeing/shrinestemples/%E9%B7%B2%E5%B3%B0%E5%B1%B1%E9%87%91%E8%83%8E%E5%AF%BA/
金胎寺は奈良時代、平城京の鬼門封じとして聖武天皇によって建立されました。その後栄えた時期もありましたが、焼き討ち、戦乱、廃仏毀釈により現在は境内に多宝塔と宝篋印塔が残り、他に本堂、山門、客殿、行者堂などの建物が残っています(10:32)。
山門近くの急坂を上がったところが鷲峰山です。遺った建物を観ると、厳しい環境下を凌いできた苦労の跡が感じられます。エリア一帯僅かに積雪がありましたが、往時の趣を想像することができ、来た甲斐があったと思いました。





なお、ここは寺務所に伝えたら標準2時間の行場巡りにトライできます(今回はトライせず)。滝や鎖場もあり、冒険好きの方にはオススメです。
さて湯屋谷方面に下山します。
分岐を左折します(10:41)。
ガイドブックには急下降で悪路と記述されていましたが、路はしっかりしており、問題ありません。山頂を過ぎてやっと普通の登山路に入ったような印象です。
あっという間に下山口に到着しました(11:06)。
下山口には茶宗明神社があり、茶祖の功績をたたえる全国の茶業者の崇敬を集めています。


湯屋谷は日本茶発祥の地とされ、付近には宗円の生家があり、お茶のお店が多数あります。
しばらく下って行くと宗円交流館(11:30)があり、食事ができるので一服としました。観光地化した宇治駅周りよりもリーズナブルに楽しめる素晴らしい食事処です。https://www.sk-yantan.com/



湯屋谷の地元の身体に優しい食材をふんだんに用いたランチメニューを提供しています。丁寧な接客でもてなしてくれ、心も身体も温まるひとときを過ごせました。
店内明るく、広々としており、湯屋谷の歴史を大きなモニターで放映しています。
さて、ここから維中前まではダラダラと車道を歩きます。間もなく国道307号に突き当たり、左折します。一部の区間を除くとガードレールのある歩道になっており、特に問題ありません。
道路沿いには先程の交流館と同様にお茶を売りにしたお店が数軒ありました。

維中前バス停付近は行きしは気づきませんでしたが、川のせせらぎ公園になっていました。
12:27発のバスが待ってくれていたので、そのまま乗り、帰途に就きました。
コース全般歩きやすく、行場を除くと一般向きです。グループで行かれる場合、宇治の観光もセットで行くことを推奨します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
