2024年8月15日に実行しました。前々日、前日に引き続きの縦走になります。標準歩行ペースですと、2日間で23時間以上のボリュームに相当し、連日の酷暑もあり、疲れが取れていない中での山行になりました。
ホテルのチェックアウトを済ませ、近鉄四日市駅前のバス停に並びました。と言っても乗客は僅か4人、廃止される前に利用しておかねばと思う状況でした。
バスは最初の10駅くらいは都会の喧騒の中にありましたが、次第に田舎のエリアに入っていきました。乗客は殆ど増えません。概ね50分程度で椿大神社に到着しました(9:09)。終点で降りたのは自分を含めて2名でした。


歴史を感じる神社ではありますが、帰りの最終バスが17:00発であまり時間が無いため、参拝は後に回して登山道に入りました。なお、コース概要は以下の通りです。
最初の入口はスルーし、奥側の入口に行きました。二本松尾根コースになります。入口には標識があります(9:23)。
このルートはポイント毎に番号のボードがあります。
2番標識までは大した登りは無く、スムーズに進んで行けます。標識間の距離も短いです。
途中井戸谷に豊富な水場があり、谷に沿って登って行けそうですが、登山ルートから外れるので素直に登山道に戻りました。
因みに入道ヶ岳へは幾つかコースがありますが、いずれも所要時間が2時間20分程度と変わりません。
さて3番標識から勾配が急になります。
残念なことに最後まで続きます。重い荷物と積み重なる疲れからかなり苦しくなりました。本来は休憩無しで一気に登りたいところですが、今回は4回も給水休憩を取りました。途中、山頂エリアに広がるイヌツゲとアセビの群落の説明がありました。
通過時間は1番標識:9:24、2番標識:9:29、3番標識:9:42、4番標識:9:55、5番標識:10:05、6番標識:10:21、7番標識:10:35です。





アセビの群落を越えると急に視界が広がりました。数少ない軟勾配のエリアです。

そこからもう一登りすると(これもきつかったが)、鳥居が現れ、入道ヶ岳山頂に到着しました(10:47)。
30年に渡る登山歴で、南北中央アルプスは少なくとも一般道はほぼ走破しつくしており、関西の登山は大したこと無いと思っていましたが、この入道ヶ岳の登りの勾配はかなりのものに感じました。これは侮れません。
いや~きつかった。周囲は伊勢湾、鈴鹿山系の山々が臨めます。



また山頂から少し降りたところに美しい広場があり、お気に入りのスポットです(10:53)。いつかテント泊したい場所です。


イワクラ尾根を進みます。
登りで体力を消耗したか、非常に苦しく感じました。起伏も激しいです。以前鎌ヶ岳から入道ヶ岳に縦走した際はそのようには感じませんでしたが、荷物の量、気温の差が大きく効いているようです。



水沢峠への分岐には12:04に到着しました。
入道ヶ岳からの標準所要時間が1時間?、これは無いですよ。なかなかペースが上がらないため、ショートランチにしました。
続いて小岐須峠に向かいます。エネルギー補給の効果があるにせよ、この尾根は歩きやすいです。所々良い眺望が楽しめます。





小岐須峠には12:50に到着しました。
標準所要時間の半分、何かペースがおかしいです。このように場所により標準所要時間には違和感があるので、初めて行くコースの計画には余裕が必要です。
宮指路岳へは急登が続きます。山頂手前に鈴鹿山系の山々が眺められる場所があります。

せっかくの景色ですが、木陰が無く、うだるような暑さの中、山頂(13:15)付近の木陰でランチにしました。



さて、仙ヶ岳に向かいます。いきなり眼前に険しいはげ山が見えます。
犬返しの険というガレ場です。急登でもありますが、幸いテープがしっかりしており、テープを意識しておけば問題ありません。

無事クリアしましたが、近いはずの仙ヶ岳は遥か先に見えます(13:31)。


疲れが積み重なり、痩せ尾根と格闘しつつ、小社峠には14:02に到着しました。
ここから仙ヶ岳に行き、仙鶏尾根を経由して戻ることはできますが、40分余分に要するため、帰りのバスの便を考慮して真っ直ぐ屏風岩方面に下山することにしました。
仙ヶ谷はお世辞にも美しいとは言えませんが、標識を頼りに何度も渡渉しながら下りて行きました。と言っても前半は水が涸れていました。






下山路では屏風岩(15:11)、鈴鹿の名水(15:24)が楽しめます。疲れと喉の渇きがピークに達する中、鈴鹿の名水は非常に美味しかったです。


更に下山し、能登山の登山口に到着しました(15:35)。写真撮影はしませんでしたが、キャンプ場も併設され、賑やかでした。ここからは舗装路を進んで行きますが、途中から東海自然歩道に合流し、小岸大神社(16:02)、桃林寺(16:04)を通過します。

標識に注意しなければ、結構迷いやすいです。

椿大神社には16:30に到着しました。



服を着替えて参拝しました。
椿大神社は往古神代、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」を祀っているという歴史の趣ある神社です。
交通安全を筆頭に数々の御神徳があるとのことで、大変人気があります。
境内の杉は樹高、幹の太さ共に大変貫禄があります。https://tsubaki.or.jp/about/
バス停に戻り、近鉄四日市駅に戻りました。
四日市からは近鉄特急で神戸方面に帰宅しました。3日間にわたる山行で疲れがピーク、電車内で食べた弁当やビールが非常に美味しく感じました。
今回のコースは四日市からのバスの便の制約(最大でも8時間弱)があるため、体力に応じたコース選定が必要で、道迷いや体調の急変も加味し、ゆとりを持った計画を心掛けたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。